平成26年8月23日(土)に平成26年度の一級建築士試験設計製図の試験の受験者を対象に課題建物の見学会を行いました。
去る7月25日に発表された本年度の設計製図課題は「温浴施設のある『道の駅』」。静岡県内の該当する建物として道の駅川根温泉(島田市)にて見学研修会を開催しました。
西部ブロック青年企画委員会の事業として主催した研修会でしたが、募集を県内全域にかけたところ、17名(静岡県16名、神奈川県1名)の受験者に参加していただきました。
バスをチャーターし、浜松を出発。途中金谷駅にて中部及び東部地域の参加者が合流し、一路川根温泉へ。施設管理者である(株)川根温泉の担当者から施設の説明を受けました。
道の駅や温浴施設としての機能の説明はもちろんですが、災害時の拠点として防災トイレや非常電源設備(現在工事中)の説明には参加者も真剣に聞き入っていました。今回の試験でも防災は重要なキーワードになるのではと思います。
バス車中では試験についての注意点や課題練習の取り組みについてスタッフとして参加した委員からも話があり、最近の合格者の貴重な声として受験者に対しても貴重な経験になったのではと思います。また資格取得後には是非建築士会へ入会されるよう、建築士会のアピールも行いました。
今年度初の試みではありましたが、他県の建築士会においては会員増強の面においても実績を上げている事業ですので、今後も続けていきたいと思っております。
受験者の皆様の合格の祈念とご協力いただきました(株)川根温泉様へ感謝の意を表しまして報告とさせていただきます。
(記:西部ブロック青年企画委員会)