平成28年8月27日(土)に今年度の一級建築士製図試験の受験者を対象に、課題の建物の見学研修会を行いました。
昨年に続き3回目の開催です。
会員増強の一環として、資格取得への一助と建築士会のアピールを兼ね開催しております。
全国的にも各県で同様の事業を行っており、実際に入会へと繋がっています。
西部ブロック主催ではありますが、中部ブロック・東部ブロックの青年企画委員ともスクラムを組み、全県の受験者を対象に募集を行いました。
今年度は一級建築士設計製図受験者14名の参加となりました。
今年度の試験課題は「子ども・子育て支援センター」ということで、浜松市浜北区にある社会福祉法人天竜厚生会「子育てセンターかきのみ」を見学させて頂きました。
浜松からバスを貸切出発。40分程の乗車で見学場所へという行程です。
バスの中では課題のポイントや受験に向けての心構え、そして建築士会入会の案内を行いました。
施設に到着後は2班に分かれて館内の見学を行いました。内山園長をはじめ子育てセンターかきのみのスタッフの皆さん、そして、設計・監理を行いました株式会社竹下一級建築士事務所のスタッフの方々に案内して頂き、施設の各部屋の用途や作り動線、また、設計士の観点から採光や通風等の話など実物を見ながら分かり易く話をして頂きました。
見学後は改めて株式会社竹下一級建築士事務所の方から、今回の設計製図試験の内容をおりまぜお話しして頂きました。
限られた時間の中、非常に有意義な時間となりました。
見学後は来たとき同様にバスにのり、無事帰宅。
実際に課題となる建物を見る機会はなく、この見学会によって課題のイメージを鮮明にすることができたと思います。子育てセンターかきのみ 園長 内山さまにはご多忙の中、貴重な時間と機会を設けていただきました。この場を借りて御礼申し上げます。
試験本番は10月9日(日)。参加者の健闘と合格を祈念し、建築士会のメンバーとして共に
活動する日を夢見ながら、報告とさせていただきます。